キリンインターナショナルバスケットボール2005 第1日 前座試合


●埼玉県高校選抜 84(24-23,14-16,9-31,37-19)89 景福高校韓国高校選抜
埼玉県選抜の相手は、勝手に韓国高校選抜だと思い込んでいたのだけれど、景福高校という単独チームらしい。メンバー表さえ配られないので、両チームとも選手が良く分からない。とりあえず聞き取ってみる。#4蓮見なおき、#5かの、#6蓮見ゆうき、#7田中、#8立田、#9浦野、#10稲垣、#13加藤、#15石川、#17小林。選抜チームらしくディフェンスがボロボロ。得点を決めた直後に韓国選手がドフリーになって速攻ですぐにやり返されるのが、前半だけで3回ぐらい。序盤は3Pで優位に立った埼玉だが、韓国の広い2ー3ゾーンが徐々に効き始める。最後はミスから速攻を決められ、ブザービーターで逆転を許して前半終了。日本は#5かのが15点、韓国はインサイドの#10、#11が11、14得点。
ハーフタイムは埼玉の高校のチアリーダー部とダンス部が登場。
後半に入り流れが一気に韓国に。オフェンスを全く作れない埼玉。ガードのつまらないミスも連発し、韓国の流れの速いバスケに完全に飲み込まれる。韓国は高い確率でシュートをバカバカ決める。埼玉はディフェンスの集中力が切れ、第3ピリオドだけで22点の大差。韓国は第3ピリオド終了時点で、得点を決めたのは#7、#8、#10、#11の4人のみ。
第4ピリオド、韓国がメンバーを落とし、日本が反撃開始。後半は外からのシュートが全く入ってなかったが、#10、#4の3Pが入り出す。メンバーの落ちた韓国から、速めにボールを奪い、最大26点ぐらいあった差が、1桁まで詰まる。最後は4点差まで詰めたが、反撃が遅すぎた。ただ、埼玉は最後差を詰めたといっても喜んじゃ行けない。内容的にはかなり悪いゲーム。正直、これだけセーフティの気持ちの弱いチームは珍しい。明日は少なくともそこは修正してほしいところ。