最悪の結末に

福岡、スーパーリーグ脱退へ(日刊スポーツ)
経営不振→社長交代→清算&新会社設立(インボイス出資予定)→監督解任
と全敗街道の中、波乱の道をたどってきた福岡。
再建の道を模索しているこの時期に、最悪の結末を迎えた。「脱退」ということは、福岡からの申し出で抜けるということなのだろう。
まあ、見方を変えれば、後半戦開始直前のここが決断を下す一番いいタイミングだったということもできる。中途半端に後半戦に参加して、途中で「やっぱり無理です」となるよりは、リーグとしてもここで7チームにした方がよいだろう。ただ、途中でチームが離脱するリーグが健全なリーグであるとはとても思えない。JBLは今回の脱退を許可するのもあっさりだったが、元々は福岡のスーパーリーグ加入をあっさり認めてしまったことが、今回の問題の元凶ではないか。
スーパーリーグのチーム数に空きができたのなら、日本リーグから昇格させるのが妥当。しかし、そうではなくいきなり新設チームをスーパーリーグに加入させてしまった*1。穴埋め的な受け皿チームの体力を十分審査することなく、見切り発車的にリーグをスタートさせてしまった。あまりにも行き当たりばったりな、今回の福岡に関するJBLの動き。
こんなリーグが、本当にプロ化なんてできるのだろうか。少なくともJBLの中の人たちは全くプロでないように思える。

*1:日本リーグのチームの事情もあったかもしれないが