恨み節

入場制限されたことに関する恨み節でもつらつら書いてみようかと思う。
国体とか、インターハイとか、無料であることはとてもよいことだとは思うのです。
ただ、無料であることで地元の子供たちがむちゃくちゃ集まり、結果的に早い者勝ち、近いもの勝ちの世界になってしまっている。地元の子供たちに日本トップレベルのバスケを、スポーツを見てもらい、スポーツの普及を図るのが目的のひとつなのだから、地元の子供たちが悪いわけではないんだけれど、やっぱりそれ以外に見たい人もいるわけで。
さらに、準決勝の日に行われたアナウンスもよくわからない。
「会場が大変混雑しており、入場制限を行っております。遠方からご観戦に来られている方もいますので、千葉県内の中高生の方はご協力ください
いまひとつ意味のわからないアナウンス。「空いている席を詰めろ」という意味なのかもしれないが、「俺たちに出てけってこと?」と地元の中学生が叫んでいたように、そう取られてもおかしくないアナウンスだった。
つまり、何が言いたいかというと「一部でいいから、有料、指定席化したら?」ということ。自分みたいに金払ってでも見たい人にはアリーナ席を売る。その上でスタンド席は無料にするとか。券をチェックする人間が必要になり、ボランティアの地元高校生は大変だけれど、主催者の懐が痛むわけではないし。そうすれば、遠方から来る人も入場できるかどうかを心配する必要もなくなる。
「本当に見たいなら、早起きして見に来い」という御説は御尤も。それだけの情熱がお前にないんだろうと言われれば、致し方がない。でも、早い者勝ちでしか見られない現状は、なんかおかしいと思うよ。もっと見方の選択肢を広げたほうが、スポーツの普及という意味でも役立つんじゃないかと思うんだけれど。
確かに「興行」ではないので、金を取るのはおかしいと思うけれど、これだけ人が集まる「イベント」なんだから、もうちょっと考えがあってもよかったのではと思う。
「予測がつかなかった」なんていう言い訳は通用しない。
毎年同じ首都圏で開催しているウィンターカップは、有料なのに毎年あれだけ満員なのだから。
「夏休みの真っ只中」の「無料」のイベントなら、「千葉」ということを差し引いてもどうなるかぐらいはわかるだろうに。

あと、入場制限かけるのはしょうがないとして、待ってる人たちを太陽の下、何もない駐車場の横に並ばせっぱなしってのはどうなんだろう。整理券でも配れば、物販の方も儲かるし、待ってる人もそれなりに時間を潰せるしでよいと思うんだけれども。

会場整理で昨日不愉快になったことがもうひとつ。
会場整理の係員(たぶんどっかの中学か高校の先生)が、立ち見の人のために席を探していた。
それはよいことではあるんだけれど、やり方が強引。
とにかく荷物しか置いていない席にはどんどん排除命令を出す。
自分の前の列に座っていた中学生の一段は、2,3人がみんなの昼食を買いに外出していたのだが、それも認められず、席を譲らされる羽目に。
#その席には結局プーバガーが座ってました。
さらに、中学生の集団の間にひとつ荷物の置いてある席を見つけると
係「お前、そこあいてるのか」
中「知らない人(一般客)が座ってます。」
係「本当か?絶対だな?5分後確認に来るからな」
事の真偽と顛末はわからないけれど、つまり自分みたいに一人で見に来てる人は「飯を買ってトイレに行く」ってな感じで5分席をはずすことすら認められないというのか?

以上、早起きできなかった自分を棚に上げての逆ギレでした。