代々木3本立て 第1戦

アイシンAW 96(18-23,22-21,24-6,24-19)69 東京海上日動
アップ時から日動にかなり気合が入っているように見える。
序盤森光が浜口に対し、インサイドで頑張り日動リードで浜口ベンチへ。浜口はすぐにコートに戻るが、スピードある攻めで常に日動リード。岩水がスピード面で完全に慶山を圧倒。でも、浜口の存在感はさすが。フリースローも外さず5点差しかつかず。
2Pスタートからアイシンは田代を起用し、いきなり決める。しかし、その後は乱発モードとなりことごとく外れる。小林優子や岩水の積極的なオフェンスで日動がリードを広げるが、浜口にボールを集め出したアイシンに対し、日動は全く止められない。さらに途中から入った島田の3Pで2点差。日動は苦しい時間帯を宮元の連続シュートでつなぐ。島田、浜口の両ベテランで点をとるアイシン。日動はファウルが混み、フリースローでアイシンが差を詰める。それでも、最後は浜口に対し、日動インサイドが気迫のディフェンス。日動4点リードで前半終了。
アイシンは鈴木、窪田のバックコート陣のオフェンスでの存在感が希薄。慶山も外からはよく決めるが、スピードがなく岩水とのインサイドのマッチアップが辛い。日動は小林優子、松本、宮元が非常に積極的。浜口のいるインサイドにも弱気にならず、積極的にポストにいれて勝負している。ただ、速い攻めが出せないとやや苦しく、ファウルの多さも後半に不安。鶴田が今日もよくつないでる。
後半になり、この試合初めて浜口、島田、慶山をそろえてきたアイシン。いきなり浜口がゴール下連発。日動は24秒、さらに岩水がリバウンド争いで負傷退場。島田の3P、鈴木の速攻でアイシンが9連続得点で試合をひっくりかえす。日動は岩水がコートに戻るが、前半の疲れと、いきなりひっくりかえされたことに対する焦りからかフィニッシュが雑。アイシンは島田がリバウンドシュート、速攻と頑張り、一気に大差をつける。栗原の24秒ブザービーターの3Pも決まり、完全にアイシンペース。日動のシュートが落ち始めると、鈴木のスピードも生きてくる。
第4ピリオド、森光が決め、鈴木がミスをした開始19秒で、アイシンはすぐタイムアウト。ビョンオクさんは勝利へスキを見せようとしない。日動のプレスに苦しみ始めたところで今日初めて鈴木を下げて北川投入。北川はノールックパス連発。序盤は日動に行きかけた流れも、結局はアイシンへ。100点ゲームこそならなかったものの、大差をつけてアイシン快勝。日動は後半の入り方の失敗が大きかった。